産土神さま。
実家の近くにある産土神さま。
今日は父の髪をカットするのもあって
実家に帰って来た。
実家に着くほんの少し
手前の山道を入った所に
静かに佇んでいる産土神さま。
帰りに寄るからねって
そっと囁いた。
暗くなる前に参拝しようと
少し早目に実家を出た。
11月の初めにお祭りがあったらしく
とても綺麗になっていた。
シンとした佇まいの中を
娘の裕香と2人で参拝。
いつものように
ひとりでゴニョゴニョと
熱が出なくなったお礼と
これからの抱負を語った。
石が御神体の産土神さまは
この辺一帯の山の神の長。
姿は
お地蔵さま位の大きさで真っ白。
(エジプトのメジェド様みたいな雰囲気)
見た目は少し可愛らしい感じだけど
放つエネルギーは底知れない。
そっと近付いて来て
わたしの頭の上の
パッパッと何かを払いのけて
撫で撫でと言うよりも
ヨシヨシと言う感じで撫でてくれた。
産土神さまのところに来ると
もういい大人なのに
一瞬で童心に戻る。
まるで幼児みたいな。
いつもいつも
わたしが知らなかっただけで
遠く離れて暮らしていても
その暮らしと体験をちゃんと知ってくれている。
有難いなと思う。
ひとりじゃないと思う。
この地球のこの場所に
生まれ落ちたわたしを
最初に守って下さった神さま。
そして
陰ながらずっと見守って下さっている。
産土神さまは
そうやって
誰をも見守って下さっている。
あなたの産土神さまにも
時々は会いに行って下さいね。
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