安倍晴明と唐獅子

3年くらい前

仕事で泊まりになった。

ホテルに戻りシャワーを済ませて早目に寝ようとベットに横たわり

目を閉じた途端に何だかよく分からない映像が見える。

んっ?

私はまだ夢見る程寝てないよね?

起きてるよね?

自問自答しながら目を開けたら

何ら変わらない部屋の中。

で、また寝ようとしたら

今度は何の花の香り?って思う匂いがする。

むせ返るような花の香り。

香りの元を探して部屋の中を歩くけど分からない。

仕方ないなーと思いながら休むことにした。

今夜はねー、何か来てるよねー。

きっと中々寝せてくれないよねー。

やっぱり目を閉じると

さっきの画面が見えて来た。

カラーよ、カラー。笑

何だろ?獅子舞?

そう思って見ていたら

ナレーションが入った!

わー、やばくないですかー!

「その獅子は唐獅子じゃ。」

中国の獅子舞?って思ったらすかさず

「そうじゃ。その唐獅子はお前じゃ。」

えっ?意味分かりませんけど!

「その唐獅子はお前だと言っておる。少し調べて見るが良い。」

そう言って声は消えた。

画面はそのまま続き

橋が見えて来た。

その橋の上で踊っている唐獅子。

唐獅子にそっと尋ねてみた。

「そこは何処?」

そしたら答は「浄土の入り口」と伝わって来た。

そして先ほどの花の香りは

文珠菩薩様が来ていたと教えてくれた。

その体験から2年後。

奈良の安倍文殊院に行った時理由が分かった。

ここに来て、急に足取りが重くなった私は

面倒くさいとか(よだきい)

行きたくないとか

無意識に口に出していたみたいで。

安倍晴明を祀っているところにしぶしぶ行き、

参拝して帰ろうかと立ち上がろうとした途端立てない。

友人達に肩を借り立ったけど歩けない。

一歩歩こうものなら

足首から下に激痛が走る。

冷や汗が出て来た。

やばい。

これはやばい。

私、何かやらかした。きっと。

その様子を冷やかに見ていた娘が一言。

「早く謝ってこんね」

やっぱりそうか、でも私何をしたん?

分からないままに、また座り謝る。

しばらく謝り続けるうちに

段々と理由が掴めて来た。

ここの安倍文殊院の由来に書いてあった。

安倍晴明は文珠菩薩の化身だと。汗

たしか、前に声が聞こえて来た時に私は唐獅子だと言われたことがあったよね。

唐獅子は文珠菩薩の眷属だよね?

と言うことは?

私は安倍晴明の足?

つまり足は動け、行動しろってこと?

思い出した!

安倍晴明が生駒山に封印したもの。

その封印されたものから言われて封印を解いたことがあった。

私が封印を解く理由。

「貴女のせいではないけれど、貴女に責任を取って欲しい。」

そう言われたことを。

その封印の解き方は

粗塩で五芒星を作る。

五芒星の五箇所に湧水を用意する。

真ん中に粗塩で線を二本引き

一本には私が立ち

もう一本には旦那様に立って貰った。

自分で作った(用意しろと言われた)赤と緑の御幣と鈴を持ちご神事をした。

無事に済んだけど

もしかして、あの時から

何かしら始まっていたものがあったんじゃないかと。

それらを思い出し

きちんと謝り理解した頃

足の痛みが取れ歩けた。

でもさー。

歩けない!って。

神様のお力凄いよね。

あれから私は

私の意志で動いてる!

全て私の意志。

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